フカヒレ料理や酢豚などの広東料理
「広東料理」は、あっさりした味付けが特徴で、日本人が食べやすいグルメが数多くあります。広東料理で代表的な食べ物というと、フカヒレ料理や酢豚などが挙げられます。日本と同じで米を主食としており、魚介を使った食べものが多いもの特徴です。「飲茶」という中国茶と一緒に点心を食べる独特の食文化も有名です。
美味しくて栄養もある「皮蛋痩肉粥」
小籠包や上海蟹などの上海料理
「上海料理」は、こってりした味付けのものが多く、塩辛いもの、甘いものなど味がはっきりしているのが特徴です。中国上海グルメの代表的な食べ物と言えば、小籠包や上海蟹などが挙げられます。上海は米の産地ということもあり、米から作る醤油や味噌といった調味料も、クオリティの高いものがそろっています。「紅焼肉(トンポーロー)」と呼ばれる中国版の豚の角煮も有名です。
担々麺や麻婆豆腐などの四川料理
「四川料理」は、香辛料を使った辛い味付けが特徴です。四川料理で代表的な食べ物というと、担々麺や麻婆豆腐などが挙げられます。また辛さのほか酸味がきいた料理が多いのが、四川料理の特徴とも言えます。ただ、辛い食べものは四川料理の3分の1ほどで、高級料理などはそれほどスパイシーではありません。日本で中華グルメとして有名な「回锅肉(ホイコーロー)」や「青椒肉丝(チンジャオロース)」も四川料理にあたります。
北京ダッグや水餃子などの北京料理
「北京料理」は、濃いめの味付けと繊細で手の込んだ食べ物が多いのが特徴です。北京料理で代表的な食べ物というと、北京ダッグや水餃子などが挙げられます。中国北京は寒い地域にあたるため、体が温まるような食べ物が多いのも特徴です。また北京料理には、「刀削麺」や「炸酱面(ジャージャー麺)」といった麺料理もあります。